相鉄本線「瀬谷」駅より環状4号線(主要地方道18号)を北上し、約1.8kmほど。広大な面積の敷地があります。
2020年3月31日にまちづくりの方針や土地利用の考え方を取りまとめた「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画」が策定されました。
神奈川県 横浜市が進める、旧上瀬谷通信施設の再開発事業において、三菱地所を事業予定者に決定しました。三菱地所は、「KAMISEYA PARK(仮称)」として、ジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用した「ワールドクラスの次世代型テーマパーク」の開発を目指す。開業予定は2031年頃。
上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区)で2031年ごろの開業を目指す国内最大級のテーマパークを巡り、開発主体の三菱地所(東京都)が、相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)や東急(東京都)などと連携して事業を進めていくことが29日、分かった。三菱地など5社は同日、市と基本協定を締結。各社のノウハウを持ち寄り、一大プロジェクトの土台づくりに取り組む。
関係者によると、新たに事業に参画するのは相鉄HD、東急、東急不動産(同)、三菱倉庫(同)の4社。
三菱地は昨年9月、跡地を4分割したエリアの一つ「観光・賑(にぎ)わい地区」で、テーマパークなどの複合集客施設を開発する事業予定者に決定。アニメやゲームといった「ジャパンカルチャー」を核に据え、最新鋭の技術を駆使する「KAMISEYA PARK(仮称)」(約70ヘクタール)の整備計画を公表した。
横浜市は2月13日の市会常任委員会で、瀬谷駅周辺から旧上瀬谷通信施設にかけて、次世代技術による連節バスを導入する計画を示した。2024年度から基本設計に着手し、30年代前半の供用開始を目指す。
建築・都市整備・道路委員会の報告資料によると、相鉄線瀬谷駅近くに(仮称)瀬谷ターミナルを設置。周辺道路の混雑の影響を受けないよう専用道路を地下から地上に設け、(仮称)上瀬谷ターミナルまで結ぶ。
連節バスは最大3台が隊列走行し、乗車人数を確保する。将来的には自動運転技術を取り入れることも目指しており、省人化を図るという。
インフラを市が整え、民間が運行を担う想定。概算事業費は現時点で約466億円。市では費用負担が半分程度に抑えられるよう、国費などの導入を検討している。
交通網充実へ
連節バス導入の背景には、市西部の交通ネットワークを充実させたい考えがある。立場から瀬谷、十日市場(緑区)までの西部地域は市営ブルーライン、相鉄本線・いずみ野線、JR横浜線など東西方向に鉄道路線があるが、南北方向の交通網がぜい弱という。瀬谷駅から上瀬谷にかけての環状4号線沿いは公共交通の空白地域になる。
横浜市のホームページには当該立地利用の基本計画がまとめられております。
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